★★★★★ | 最高!!至福の時間をありがとう |
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★★★★ | 面白い!払った金以上の価値はある |
★★★ | 期待を裏切らず。値段は妥当 |
★★ | いまいち。お金か時間のどちらかは損した。 |
★ | サイテー。金と時間の無駄。苦い過去 |
ここらあたりで、忙しくなってしまい、本は読めども日付をチェックするのをサボってしまった。
8月からはちゃんとやろう!! >俺
10月からはちゃんとやろう!! >俺
またできずに11月になってもうた
入門Perl |
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伊藤 和人/秀和システム/271p/2400円 |
ISBN: 4-87966-751-X |
今年最初の読書。Perlの本と言えば「プログラミングPerl」がバイブルですが、いかんせん厚すぎる(なんと800ページ近い)。大雑把に読むには向いていないと思うのです。昔、気合いをいれて買ってみたものの、読むのに苦労してしまい、途中で投げ出してしまいました。 そこで、簡単な本で概略を掴むために買ってみました。(本当は去年アメリカにいたとき向こうで、英語でかかれた入門書を読んで結構分かりやすかったので今度は日本語のヤツを買おうと思ったんです)。 結果から言うと、安いだけのことはあってちょっと期待外れ。まあ、本当に概略は分かるんだけど、これ読んで普段の仕事に使える用にはならないんちゃうか?後ろのほうにはWWW用のCGIプログラミングの解説にページを割いてるけど、今はこのほうが需要が多いのかな?僕はこんなもの載せるぐらいならディレクトリの操作について書いて欲しかった。あと、誤植が多かったり、後のほうで説明する事項が、何の断りもなくプログラムの例の中に出て来たりするのも頂けない。まあ2400円だしこんなもんかな。 |
[評価] ★★ |
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日中衝突 |
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中国情勢研究会/実業之日本社/252p/1700円 |
ISBN: 4-408-10270-9 |
[評価] ★★★+ |
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大事なことはみーんな猫に教わった |
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谷川 俊太郎 訳/小学館文庫/?p/552円 |
ISBN: 4-09-402141-8 |
最近お金が無いので、文庫本でも買おうかと物色していたときに見付けた本。猫を飼ったことがある人は買うべし(飼ったことが無い人が読んでも面白くないと思います。裏表紙をみたら犬バージョンもあるみたいです)。絵が可愛いし、文章も良いです。あっと言う間に読めます。というか、急いで読んではいけない本なのでは?疲れたときにパット開いてみるのが良いでしょう。僕は机の前においておきました。効用としては、つまらん知識は付かないけれど、気持が和みます。人生も気楽になれます。 |
[評価] ★★★ |
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データマフィア |
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E.R.コッホ他/工作舎/288p/1800円 |
ISBN: 4-87502-293-X |
プロミスと言うコンピュータソフトにまつわる疑惑の話。秘密を突き止めようとした関係者が、次々と殺されてしまった。(小説じゃないよ)。アメリカのNSA(国家安全保障局。めちゃくちゃインテリが入る、諜報活動や、暗号作成解読の専門機関。スーパーコンピューターが何十台もあることでも有名。CIAより怪しげなところ)やCIA,イスラエルのモサド(CIAみたいなところ。去年ぐらいにパレスチナ指導者を暗殺しようとし、失敗、明るみに出てえらい騒ぎになったのは記憶に新しい。)がコンピュータソフトに細工をし、それを世 |
[評価] ★★★ |
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電子商店繁盛記 |
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日経マルチメディア編/日経BP/255p/1333円 |
ISBN: 4-8222-1053-7 |
[評価] ★★+(情報量の少なさにちょっと減点) |
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小学生に授業 |
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河合 隼雄、梅原 猛 他/小学館文庫/286p/514円 |
ISBN: 4902451 |
これもお金が無い故に文庫本を物色しているときに見付けた本。国際日本文化研究センターの御歴々が近所の京都市立桂坂小学校で講義(授業)をするという一風変わった(無謀な?)企画を活字に起こしたもの。 登場する先生方は梅原 猛、山折 哲雄、河合 隼雄、尾本 恵市、井波 律子、芳賀 徹、木村 汎、山田 けいじ、安田 喜憲と豪華布陣。 前書きにも書いてありますが、先生方もセミナーや大学の講義で喋るのにはなれているが、小学生に授業となると初体験らしく |
[評価] ★★+ |
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自分の時間 一日24時間でどういきるか |
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アーノルド・べネット 渡部 昇一訳/知的生きかた文庫/212p/476円 |
ISBN: 4-8379-0396-X |
[評価] ★★ |
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不義密通 -禁じられた恋の江戸 |
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氏家 幹人/講談社選書メチエ/290p/1456円 |
ISBN: 4-06-258088-8 |
[評価] ★★★+ |
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もてない男 -恋愛論を超えて |
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小谷野 敦/ちくま新書/199p/660円 |
ISBN: 4-480-05786-2 |
題名と目次の秀逸さについ買ってしまった本。目次は以下のようになっている 第一回 童貞であることの不安 -童貞論 第二回 「おかず」は必要か? -自慰論 第三回 女は押しの一手? -恋愛論 第四回 てめえらばっかりいい思いしやがって! -嫉妬孤独論 第五回 妾の存在意義 -愛人論 第六回 強姦する男、誘惑する女 -強姦 誘ます)部分部分のパーツが面白いです。他の回にも 「源氏物語」は「オナニーのおかず」になりえたのではないか ラブレターというものがある。これは、恋人同士で取り交わされるものならいざ知らず、その気のない相手に出して効力をもつことはまずない。気持悪がられるだけである。 「口説く」という言葉がある。これも、その気が少しはある相手に対して実行して意味のあるものであって、まるでその気のない相手をいくら口説いても効果はない。 ところがそういうことを誰も若き日の私に教えてくれなかった。 などなど、面白い考察がたくさんでてくる。 引用されている文献も多くコミックやアダルトビデオから夏目漱石の文学的考察まで幅広く採用されている。また博士だけあって、新書本であってもちゃんと章毎に楽しそうなブックガイドが付いており、巻末にインデックスが付いているのも評価できる。 真面目に読んでも、気楽に読んでも面白い本です。 とりあえず、上にあげた目次が気になる人は読んでみたら?たったの660円だし。 |
[評価] ★★★★ |
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90分で分かる 銀行の仕組みと役割 |
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荒 和雄/かんき出版/221p/1400円 |
ISBN: 4-7612-5442-4 |
この本もかなり前に買い置きしておいたのだが、読んでなかった。大学生していると、銀行業務なんてほとんど縁がなく、むしろいろんなノンフィクションものを読むうちに財政投融資とか特別会計とか国家経済のほうに馴染みが出てしまいます。でも新聞読んでいても銀行関連の記事は毎日のように出て来るこの御時世に、銀行に関する知識がないのが悲しくなって買った記憶があります。そう思っているうちに長銀や日債銀などが国有されたりしてしまい、またまたこの本を読むタイミングを逃してしまった感がします。(当然この本には長銀や日債銀が"ちゃんと"載っています)。 さて「90分でわかる」とのことでしたが、結構読むのに時間がかかってしまいました。きっと全然理解していなかったからでしょう。でも、安っぽい本(失礼)の割には、ちゃんと書けていると思います。判断の根拠は読んでいて、理解できない所がなかったからです。この手の「初心者用」の本には、所々まだ解説していない事項やその本では一切解説されていない事項が突然出て来て、「知っている人しか理解できない入門書」風の本末転倒気味の本が結構ありますが、この本はそんなことはなく、最初から読んで行けばちゃんと全部分か まあド素人が概観を掴むには使いやすい本だと思いました。ただ、この本に限ってはちゃんと他の本と比較吟味して買ったわけではないので類書でもっと良いものがあるのかもしれません。それと、そんなに突っ込んだことは書いてありません。 |
[評価] ★★★ |
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見る脳・描く脳 絵画のニューロサイエンス |
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岩田 誠/東京大学出版会/196p/2600円 |
ISBN: 4-13-063314-7 |
[評価] ★★★+ |
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動き始めた 教育改革 |
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寺脇 研/主婦の友社/199p/1400円 |
ISBN: 4-07-220351-3 |
[評価] ★★+ |
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敵対水域 |
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ピーター・ハクソーゼン、イーゴリ・クルジン、R・アラン・ホワイト/文藝春秋/382p/1714円 |
ISBN: 4-16-353740-6 |
[評価] ★★★★★ |
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裁判の秘密 |
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山口 宏、副島 隆彦/洋泉社/264p/1800円 |
ISBN: 4-89691-279-9 |
[評価] ★★★★+ |
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読書力 |
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ハイブロー武蔵/総合法令/220p/1100円 |
ISBN: 4-89346-634-8 |
[評価] ★★+ |
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あなたはもう幻想の女しか抱けない |
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速水 由紀子/筑摩書房/216p/1700円 |
ISBN: 4-480-86317-6 |
[評価] ★★★ |
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黄金のDNAらせん 先端医療ビッグバンへの道 |
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新井 賢一、黒川 清、野口 照久、吉田 文紀/日本経済新聞社/252p/1600円 |
ISBN: 4-532-14686-0 |
[評価] ★★+ |
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マンガ日本の歴史 1-6、17-50巻 |
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石ノ森 章太郎/中公文庫/?p/?円 |
ISBN: ? |
[評価] ★★+ |
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僕が医者をやめた理由 青春編 |
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永井 明/角川文庫/237p/476円 |
ISBN: 4-40-344703-5 |
[評価] ★★★ |
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サラリーマンサバイバル |
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大前 研一/小学館/269p/1500円 |
ISBN: 4-09-387245-7 |
[評価] ★★★+ |
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俺はその夜多くのことを学んだ |
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三谷 幸喜/幻冬社文庫/?p/457円 |
ISBN: 4-87728-715-9 |
あっちゅう間に読める大人の絵本。 コストパフォーマンスの良さで |
[評価] ★★★★ |
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電脳文章作法 |
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菅谷 充/小学館文庫/286p/514円 |
ISBN: 4-09-416671-8 |
[評価] ★★★ |
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「超」整理法3 |
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野口 悠紀夫/中公新書/180p/660円 |
ISBN: 4-12-101482-0 |
[評価] ★★+ |
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Linux magazine |
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株式会社アスキー/ASCII/232p/1580円 |
ISBN: 4-7561-3130-1 |
今回初めてアスキーのLinux magazineを買ってみた。おもしろかった記事は LinuxだからDual Think Security ext2ファイルシステム IMAP4 ただしIMAP4の記事は今回が前編で次号に後編が掲載されるようだ。たった2回分の分量なら一括して乗せてくれればいいものを、いやらしいというかなんというか、、、。アスキーだししょうがないか。 アスキーのやり方はあんまり好きではないけれどLinux Japanと比べるとやっぱり、底力があるなーと感心してしまうのは僕だけでしょうか? |
[評価] ★★★ |
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愛は脳を活性化する |
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松本 元/岩波科学ライブラリー/109p/1000円 |
ISBN: 4-00-006542-4 |
タイトルに惹かれて買ってしまった本。この本もずっと"ツン読”状態だったが、ようやく読んだ。 大まかには3部に分かれていて、脳の生理学的話、脳型コンピューターの話、そして心(愛)の話である。著者は脳型コンピュータの開発に携わる専門家である。面白かったのは脳と既存のコンピュータの情報処理の違いの箇所で、その違いとはおおざっぱに言えば、 1.脳はアルゴリズムを自動取得できる 2.脳は「やわらかい処理」ができる 3.脳はメモリベースアーキテクチャであり非フォン・ノイマン型コンピュータである。 4.脳は「価値」と「認知」で情報を選択するという二重性がある ということ。 もうひとつ「光計測法」という技術もおもろかった。普通脳の神経細胞の活動を調べるには電気生理学現象を利用し、脳の電圧変化や磁場変化を調べるのだが、これは神経細胞に電圧感受性の色素をいれて、外部からそれを撮影するという方法。いままでそんなの聞いたこと無かっ |
[評価] ★★+ |
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臨死体験 とっておきの話 |
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たけのうえ敏江/三心堂出版社/254p/1300円 |
ISBN: 4-88342-009-4 |
[評価] ★ |
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『Shall we ダンス?』アメリカを行く |
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周防 正行/太田出版/408p/1800円 |
ISBN: 4-87233-375-6 |
[評価] ★★★ |
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ローマ・愛の技法 |
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マイケル・グラント他/書籍情報社/205p/2200円 |
ISBN: 4-915999-04-1 |
紀元前ローマに生まれてた詩人オウィディウスの書いた「アルス・アマトリア(愛の技法)」を軸に、ローマ時代の(エロ系)絵画、彫刻、調度品などエロティックアートがずらりと紹介される(これらの作品は秘蔵品であり、公的な調査などの目的以外では見ることができないものばかり)。 詩と同時に提示されるアートが見事にマッチしていてかつ解説も下品でなくかつウィットが効いている。 ただのエロ本としても読めるし、ローマ時代の文化的資料とも読めるし、古代からの人間のせいに対する姿勢の普遍に思いを寄せるための資料としてなど多面的に読める。 装丁も美しくグッド。 ところで肝心の「アルス・アマトリア」とはどんなもんだろう?と思いました?「アルス・アマトリア」は男女の間で大事なのは「技法(アルス)」だという革新的なコンセプトのもと書かれたものであり、当時のローマで絶大な支持を得、後世にも絶大な影響を与えた恋愛解説書なのだ。(後生に絶大な影響を与えたと言うより人間のやることってこの2000年の間基本的には全然かわっ 急ぐことは必要だ だが、ゴールには同時に着かねばならないのだ 男と女が、同時に敗れ去ったそのときにこそ 愛の喜びは、きみたちをあまねく満たすだろう 最後に一言 愛を経験せざるものは、不完全な人間である (Nemo est bellus nisi qui amavit) |
[評価] ★★★★ |
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変わろうとしない医者たち |
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米山 公啓/大和書房/212p/1700円 |
ISBN: 4-479-39070-7 |
「医者の個人生活365日」「午前3時の医者ものがたり」「医者の半熟卵」などの著作のあるDr.米山の最近の著作。Dr.米山は最近大学助教授を辞職したらしい。その理由を大学病院、ひいては現在の医学界の問題点と併せてあつく語る。Dr.米山の主張を僕なりにまとめてみれば日本の医学界の問題点は集約すれば 1.教授を権力の頂点とした講座制の問題。またその監視システムの不備 2.情報の非公開性 3.サービス業としての自覚不足 &n |
[評価] ★★+ |
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プライバシー・クライシス |
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斉藤 貴男/文春新書/237p/720円 |
ISBN: 4-16-660023-0 |
何とも恐ろしい本。近い将来「国民総背番号制度」(もっとオブラートに包んだ表現になるでしょうが)が来ると言う予測の元(その根拠もしっかり書いてある)その問題点についての詳細な解説・啓蒙が説かれている。 政府はとりあえず、「納税者登録番号」や「住民基本台帳」を元に国民の管理を一元化したいようだ。表向きの発表では「他の用途には使わせない」などと言っているが、裏で言っていることや・やっていることとかなり乖離している。本音はやっぱり一元管理であろう。 巡回報告書を何回も拒否すると公安警察に尾行される。そのデータは大手企業の雇用に利用されている。 リスト・スワップ(企業同士で顧客リストの交換) 国民のメリットかなり薄いが、政府・企業のメリットは巨大。 政府の言っていることとやっていることが違う、もしくはいい加減なことを言っている アメリカやスウェーデンなど国民IDが普及している国ではすでにデータベースを利用した政府による強権がふるわれている。 等々 本当はこの本はハードカバーものにしてもっと人目に付くように売ってほしかった気もするが、よくよく考えてみるとハードカバー本は回転が激しくすぐに本屋から消滅するので、常に在庫がある新書にしてくれてよかった。多くの人に読んで欲しい本だ。また、この内容で(きっと膨大な労力がかかっているだろう)720円は安い!! |
[評価] ★★★★+ |
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人間通 |
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矢沢 永一/新潮選書/212p/1100円 |
ISBN: 4-10-600489-5 |
3年ほど前に買ってあったのだが、そのままになっていた本。 人間に対する深い洞察と豊富な読書に基づいた「人まじわりのかんどころ」についての本。人の行動原理や、社会の仕組みについて難しい理論ではなく著者独自の体験・洞察に基づいて述べられている。そしてその見解はどれも「ははーん」「そうそう」と腑に落ちる。 例えば、 ◇「羨望」 ・・・ 人間は自分に与えら |
[評価] ★★★ |
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北朝鮮・闇からの生還-富士山丸スパイ事件の真相 |
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西村 秀樹/光文社/245p/1500円 |
ISBN: 4-334-97141-5 |
世に言われる「富士山丸スパイ事件」の真相を追求した毎日放送の記者によるノンフィクション。北朝鮮にスパイ容疑で7年ものあいだ拘留されていた富士山丸の船長・機関士に封印された過去を語らせることに成功している。彼らは解放前に、北朝鮮から拘留されていた期間の様子をしゃべったら彼ら自身と家族の身の保証はないと脅されていたため、事件のことについてはしゃべっていなかったが、阪神大震災の被害にあったことにより「このままこの事件を闇に葬り去ることはできない」との思いから、この事件について語ることに心を固めた。 事件の発端から、拘留中の様子、北朝鮮の出方、日本政府の対応、両国政治家の動きなど、密航事件から始まり次第に政治問題化されていく経過が細かく調査・描写されている。小説よりも遙かに迫力・緊張感がある。 読んでみて感じることは、北朝鮮の狡猾さ、日本政府のだらしなさもしくは官僚の無責任さ(なんといっても国民が北朝鮮に拘束されたのに解放するまで7年もかかっている。そもそも北朝鮮に拘束される危険があったのに十分な情報をあたえず、警告もせず富士山丸号を |
[評価] ★★★★ |
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救急救命室 |
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ダン・サックス他/朝日新聞社/271p/1900円 |
ISBN: 4-02-257226-4 |
[評価] ★★+ |
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グズの人にはわけがある |
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Dr.リンダ・サパディン、ジャック・マガイヤー/ネスコ発行・文藝春秋発売/269p/1800円 |
ISBN: 4-89036-986-6 |
これも去年購入しておいて読みかけになってしまっていた本。 臨床心理学者の著者がProcrastination Syndrome(先延ばし症候群)で困っている人たちのために書いた本。 そう何を隠そう僕はれっきとした「先延ばし癖」をもっているのだ。著者によると"先延ばし"は以下の6つの型に分類される 1.完璧主義者タイプ 2.夢想家タイプ 3.心配性タイプ 4bsp; 備考:何回も「グズ人間は・・」と言う記述を見ると「クズ人間」に見えてしまい悲しかった。 |
[評価] ★★★★ |
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大英帝国の<死の商人> |
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横井 勝彦/講談社選書メチエ/260p/1456円 |
ISBN: 4-06-258110-8 |
タイトルが面白そうだったのでかってみたが、読んだ感想ははズバリつまらなかった。近代におけるイギリスの軍需産業の盛衰を中心に進められるのだがイギリスの近代史に興味がある人以外はつまらないと思う。なぜなら資料的な側面が多く物語として抑揚がない伏線もなけりゃクライマックスもない、つまりつらつら続いていく。私の浅学故の感想かもしれないが、一般向け読み物としてはイマイチとおもう。 |
[評価] ★+ |
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分子レベルで見た体のはたらき |
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平山 令明/講談社ブルーバックス/205p/1400円 |
ISBN: 4-06-257233-8 |
久しぶりに今年買った本を読む。この本はCD-ROMつきで収録されてあるソフトを使うとタンパク質やDNAなどを三次元で見ることができ、マウスを使ってグリグリ動かしたりできる。また表示もいろんなタイプの表示方法ができる。簡単に言ってしまえば生化学や分子生物学の教科書に出てくるような美しい画像が自分のパソコンで見られるのだ。 と、言ってしまうとこの本はCD-ROMがメインのように聞こえてしまうし、出版社もそれを"ウリ"にしているのであろうが、実はこのほんの価値は本文の方にあるのではないかと思う。なにせわかりやすい。ブルーバックスシリーズ(まあ、他の一般向け科学本)によくみられる、”途中で難しい単語が説明なしで出てくる”とういうことがない(そうされると知っている人にはわかるし分からない人にはワケワカラン無意味な初心者向け本になってしまう)。この著者は他にも色々本を執筆しているので書き方が上手なのであろう。(どこそこの教授が論文を書くように”このくらいは知ってるやろー”みたいな感じで重要な概念を省略することがない)。要は頭から読んでいけばそのまま分かると言うことだ。 高校の生物をおおざっぱに習った人、もしくは分子生物学に興味がある人なら楽しく読めるでしょう。 これから分子生物学を勉強しようとするひとや(僕のように)昔やったけどほとんど頭から消えてしまった人には打ってつけだと思います。もちろんパソコンを持っていた方がよろしい。(付属のソフトはWindowsでもMacでも使えます) |
[評価] ★★★ |
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警察が狙撃された日 |
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谷川 葉/三一書房/245p/1500円 |
ISBN: 4-380-98214-9 |
[評価] ★★★★ |
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